不用品の無料回収車がしばしば回ってくる。
軽トラックで「こちらは不用品の無料回収車です~」のような呼びかけを流しながら回ってくる。
回収品目を見ると、金属を含んでいそうなゴミは無料で回収してくれるっぽい。
彼らはリサイクルを前提としている。
無料回収をうたう業者がいますが、不適切な処理が行われている場合があるので、利用しないでください、と行政などから言われることがある。


一方で自治体が不燃ごみを回収している。
不燃ごみは、最終処分場というところに埋め立てられるのだというぼんやりとした認識がある。

ふと、もしかしてリサイクルを前提とする業者に出したほうが良いのではないか? と不燃ごみの行方について思って調べてみた。

上田市の場合、不燃ゴミはいきなり埋め立てられるのではなく、中間処理施設というところで分別が行われ、資源物は取り出し、燃えるものは焼却場へ、残ったものが最終処分場で埋め立てられる。

例えば、小型家電のようなものがどういう扱いになるのかわからないが、(しかるべき部署に問合せてみればよいのか)、やみくもに埋め立てているわけではなかった。

上田市ごみ処理基本計画・上田市ごみ減量アクションプラン (2018年4月5日更新)

第2章 ごみ処理の現状と課題(PDF:6,799KB)

(3) 中間処理と最終処分
①中間処理施設
市では、上田地域広域連合が運営している上田クリーンセンター、丸子クリーンセンターの焼却処理施設及び市が運営している不燃物処理資源化施設で中間処理を行っています。不燃物処理資源化施設では、ターンテーブルを使い不燃ごみから資源物を人の手により分別しています。


不燃ゴミとして出すにしても、ごちゃ混ぜにするより、種類ごとに別の袋に入れた方がマシなのだろうか。



上田市の資料にたどり着く前に、「不燃ごみ 金属回収 自治体」でググり、国立市のホームページに行き当たった。

市で収集したごみはどこへ行く? - 国立市

不燃ごみ(金属くず・製品プラスチックなど)

収集後、環境センターで作業員の手により、リサイクル可能な種類ごとにさらに細かく分別され、売却又は処分費を払って引き取られてリサイクルされます。CDやDVDディスクは再びCDやDVDディスクにリサイクルされます。CDやDVDのトールケースは文房具などのプラスチック製品にリサイクルされます。その他の硬質プラスチックはペール缶と呼ばれる医療廃棄物処理容器などのプラスチック製品にリサイクルされます。
汚れなどでリサイクルできないものはクリーンセンター多摩川に運ばれて焼却されます。


小型家電製品

収集後、環境センターで作業員の手により、種類ごとに細かく分別され、売却又は処分費を払って業者に引き取られてリサイクルされます。